πウォーター(パイウオーター)について

πウォーターについて(パイウォーター)


πウォーター(π化システム理論)は、昭和39年(1964)に山下昭治農学博士(当 時、名古屋大学助手)により最初に学会発表が行われました。以後、いろいろなプロセスを経てだんだん裾野が広がり、現在では農業から化粧品のエリアまで、 πウォーターの理論を実生活に利用した製品がお目見えしています。IBE社(インスティチュート・オブ・バイオエナージ)とアイワ社は生命科学のπ化シス テムを業務用・家庭用の浄水装置として実用化し、全国的に本格販売にふみ切るまでに到達しているのです。

πウォーターのπは特別な意はなく語呂がよいのでネーミングされたものとのことです(πはギリシア文字のアルファベットで第16番目の文字)。この水の定義としては「超微量の二価三価鉄塩に誘導された水」と いうことになります。これだけでは何のことか分かりませんが、これらの物質は植物の“花成現象”の追求の結果、生命物質の活性化システムの根源となってい るとのことです。したがってこれに誘導された水は「動植物体内部にある水と同種の水で、結局は動植物体が本来もっている“生命の水”」と考えてよいので す。二価三価鉄塩は生体遺伝子に情報を伝達し、中性脂質との複合体であり、水と密接に関連して、遺伝子情報メモリーの役目をになっていることが解明されて います。

山下博士のπウォーター発見の過程

π化システム理論とは当初、生命体の本質である「構造と機能の高度の秩序性」の追求でしたが、この端緒はごく平凡な「植物はなぜ花をさかせるのか」という30年にもわたる“花成現象”の研究から結実していったものです。
平たく言いますと、春になって木々に芽がふきますが、木によっては花になるもの葉になるものの推測のつくものとつかぬものがあり、その年によっては花があま りつかないでガッカリさせられることは「山査子(さんざし)」などで著者は毎年経験しているところです。この花芽と葉の芽は本質的に同一なのですが、この 差は植物活性ホルモンによるものではないかとひさしく注目され研究解析されていたのですが、誰もがこのホルモンの発見に至らなかったのです。しかし、山下 氏により、その秘密のベールははがされました。植物体中の水にその秘密があり、それが現在脚光を浴びているπウォーターの発見でした。問題の二価三価鉄塩は植物の種子遺伝子に温度や光の情報を伝達する役目をもっていることが解明され、しかも、この遺伝子情報メモリー担当の同鉄塩は2×10マイナス12乗モルというウルトラ微量の濃度で反応することまでが突き止められているのです。同鉄塩の遺伝子情報メモリーの証明として、タンパク質溶液中に、二価三価鉄塩を添加し、次いでタンパク質を除去し、更にアルコール等の有機溶媒で同鉄塩を洗浄してやります。今度は“水”の中に先程の洗浄した同鉄塩とアミノ酸を共に添加すると、先に除去されたタンパク質と同一成分のものがつくり出されるという神秘的といってもよい、遺伝子情報メモリーの証明実験が確認されています。
同氏は生物の生命の根源と考えられる、動植物体の細胞活動のキーを左右する物質は、超微量の二価三価鉄塩そのものであり、これによって今まで認識していたものと異なる方向のエネルギー変換形式が創生されている事実を発見したことになります。

πウォーターと実施例の現実

二価三価鉄塩と水の関係では、基本・応用を包含して10数件の特許とπウォーターの商標が出願、公開中という現実になっています。
実 施例としては、金属の防食、塩障害の除去、植物組織の再生、生体組織保存、連鎖障害の改質、生体成分の非生物合成、防腐・防黴作用、抗ウイルス作用と制ガ ン作用などに集約されています。具体的に、大根の作付けにおいて、試験区の処理土壌の方は対照区(無処理)の100(指数)に対して240、つまり約2倍 半の収穫が得られました。また、シメジ、トマトが一般の倍近くの速さで成長したり、ほうれん草の連作も可能とする成績も得られています。


πウォーターが一般の水と異なる例

πウォーターが一般の水と明確に異なる点にエネルギー準位(定常状態のエネルギーの値) の高さが指摘されています。どう異なるかといいますと、凍結点を一応0℃と考えますと、一般の水、πウォーターともこの点は同様なのですが、氷結状態に差 が出てきます。なんとなれば両者を同一温度で比較しますと一般の水は固形の凍結なのに、πウォーターの方はなんとシャーベット状になるのです。これは明ら かにπウォーターは動植物体を構成する水であるが故の“エネルギー準位”の高さに他ならないと解釈されています。この点などに注目され、人体のエネルギー のアンバランスや欠陥を補足するものとしての角度より、制ガン作用、抗ウイルス作用などへの研究努力が注がれています。

山下博士の意外な回答

「世間ではπウォーターに関する商品が宣伝され、それがあたかも私の理論の応用であり、 私が技術指導をしているかのごとく、私の名前が使われています。このことは私にとって大変迷惑であると同時に、世の消費者の方たちを惑わすことにならない かと心配しております。現在、πウォーターという名前のもとに販売されている商品には私は全く関与しておりません。・・・・・・・」つまり、「πウォーターを人工的に作ろうとしても、効果を発揮させる製造技術がまだない。今出回っているπウォーター製品の効果は大いに疑問である」となりましょう。
*以上この項目は「水と食品衛生Q&A」より。


タイとコイが同居できる水

テレビや展示会などで大きな水槽にタイとコイが一緒に泳いでいるのをご覧になったことはありませんか?
あの水がπウォーターなんです。

し かし、山下博士も言われてるようにπウォーターを安定して作り出す装置がまだ出来上がっていません。水槽の横にはあたかもその機械でπウォーターを作った かのごとく展示されていますが、実際には水槽の水だけ特別に作られたものなのです。しかも、特別製のπウォーターでも“πウォーターもどき”しかできない らしく「長くは生きられない」とのことです。
πウォーターは『二価三価鉄塩を2×10マイナス12乗モル含有する水』ですから、これがマイナス13乗モルでも、マイナス11乗モルでもπウォーターとは呼べなく、ましてやπウォーター特有の機能も発揮しないことになります。

山下博士の著書の中にも記されていますが「本物のπウォーターなら青酸カリを水槽に入れても魚は死なない」とのこと。このπウォーターを安定供給できる機器の開発はまだまだ先のようです。


山下昭治農学博士の著書『生命科学の原点と未来 -現代科学への呈言とパイウォーター理論』(緑書房発行)には不可思議なことが書かれています。



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