
胃潰瘍などの胃粘膜障害にアルカリイオン水は「有効」
京都府立医科大学第一内科
助教授 吉川敏一
助 手 内藤裕二 ほか
「疑ってかかって、ネガティブデータを取ろうと思ってやっているにも関わらず、ポジティブデータが出てくるんです。」(吉川敏一先生/質疑応答より)
風邪のときなど、アスピリンや非ステロイド系の抗炎症剤を1週間くらい飲むと大抵の人は胃が荒れてきて出血びらん等をひき起こす。ところがアルカリイオン水を一緒に飲んでおくと、びらんが抑えられることがわかっている。そこで、ラットを用いた実験を行い、非ステロイド系抗炎症薬、虚血再灌流による急性胃粘膜障害については、2週間慢性投与時、アルカリイオン水が有効であることが確認されたとの発表を行った。各研究者からの発表のあと質疑応答がなされ、発言をもとめられた吉川先生は「僕の実験では少なくとも、慢性的にアルカリイオン水を飲ませておくと、胃粘膜の炎症を阻止するということはわかりました。作用機序解明が課題ですが、まず胃には酸がありますので、昔から使われている制酸剤と同じではないかと疑ってかかったのですが、塩素を加えた実験でも阻止しますし、また一時的にアルカリイオン水を飲ませても効果がない。そういう意味では非常に疑ってかかってネガティブデータを取ろうと思ってやっているにも関わらずポジティブデータが出ていることで、科学者としては非常に興味があります。」と話し、会場の注目を集めた。(アルカリイオン水協議会発行 AAAレポートより抜粋)
|